横浜市南区弘明寺のアレルギー科・耳鼻咽喉科
いでい耳鼻咽喉科医院

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絶対ムリだよねー

こんな言葉を簡単に使っている人はいませんか?

以前、院長のブログの中で、辛くて、もうムリだと思った時には、言葉の前に”今は”を付けると楽になると、勧めました。

いくら辛いことでも、永久に辛いことは少ないはず。

だから、今だけのこと、と瞬時に考えるべきです。

ムリだと思うことまでならばよいのですが、そんなネガティブな言葉に、”絶対”など強調する言葉は付けてはいけません

実際には、状況や努力次第で可能になるかもしれませんから。それを自ら不可能にしてはいけません。

漫画のスラムダンクを読んだことのある人ならば簡単に理解できるはずです。勝負の中では、まだ試合が終わっていないのに、自ら負けと認めてしまうことは、決して許されないのです。そんな考えになっていた漫画の主人公は、監督から交代を言い渡されてしまいます。そして、控えで休んでいて、闘志が湧いてから、コートにもどしてもらい、活躍します。

絶対ムリだよねー、などと言っている人は絶対にムリです。自ら負けを認めているから。

出来ない理由ばかりを考えていても、キリがありません。そして、その先には何もありません。

困難な状況でも、出来ることを考え続け、少しづつでもチャレンジすることで、状況は打開されていきます。仮に上手くいかなくても構いません。気持ちが前向きでの失敗は、必ず次に生かされ、人は成長していきます。

更に悪いことがあります。ムリだよねー、と他の人に同調を求めてしまうと、ネガティブな気持ちを他の人に広げてしまいます。それは、新型コロナウィルスやインフルエンザウィルスの感染と変わりません。これは、スポーツのチームばかりではなく、仕事の場や家族でも言えることです。だんだん雰囲気が悪くなり、出来ないチームが完成してしまいます。

良いチーム作りは、人それぞれの気持ちが前向きになり、ネガティブな意見を広めないことが大切なのです。