横浜市南区弘明寺のアレルギー科・耳鼻咽喉科
いでい耳鼻咽喉科医院

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医療機関の検査結果は間違っていることもある

私は4月1日に、半年ぶりでジムに行ってきました。ジムのチェックインの時間が夜8時までになったために通えなくなり、約半年間も休会していました。通常のジムには体脂肪率を測る機械が置いてあり、自由に計測ができます。久しぶりなので、測ってみたら、なんと体脂肪率が47%、かくれ肥満(重症)と判定。つまり体重の半分くらいが脂肪ということになってしまいます。ある程度は覚悟していましたが。まさかこんなに悪いとは。その後、私はあまりにショックで、必死に走り、たくさんの水泳までしました。
翌日の4月2日も、心を入れ替えた私はジムに行きました。そして、先程の機械で恐る恐る測ってみたところ体脂肪率は15%、標準と判定。全く違う結果でした。つまり、前日の判定が間違っていただけでしたが、私は凄く安心しました。1日の運動でこんなに体脂肪率が下がることはありません。私の体が蘇った訳ではありません。でも、幸せな気分になってしまい、気が抜けて、この日は軽めに運動を終わらせました。
医療機関で行う検査結果でも、稀に間違えていることがあります。採血結果で、患者さんの状態とかけ離れている異常値が出ると、再検査します。最近の新型コロナやインフルエンザでも、最初は陰性で、後日陽性になることも少なくはありません。癌の検査として一部の組織を取る生検をしますが、最初は正しい結果が出ずに、繰り返しの生検が必要になることも度々あります。
そんな訳で、検査結果が意外な結果のときには再度検査をしてもらうことも考慮してもらう必要があります。医療機関の検査であっても100%の精度では無いことが多いからです。
ただ、間違えた検査結果は時として、健康に心がけるきっかけになることもあります。レントゲンで肺がんを疑われた患者さんは、タバコをキッパリと止めるられることが多いのもそんな理由からです。私がジムで経験したことは笑い話になりそうな話ですが、これからはジムに定期的に行こうと決意するきっかけにはなりました。