横浜市南区弘明寺のアレルギー科・耳鼻咽喉科
いでい耳鼻咽喉科医院

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良性発作性頭位めまい症 姿勢をよくすることが大切

毎日、めまいの患者さんがたくさん来られます。そんな中で、新たに発見したことが有りましたので、お知らせします。

めまいの患者さんのほとんどは、姿勢が悪い!ということ。

今まで、めまいの患者さんが特に注意することは、運動不足とストレスと言われてきました。

時間がある方は、スポーツジムに行って、色々な運動をされるのがいいでしょう。でも、日々仕事などで忙しく、なかなかジムに行けない人は少なくありません。実際、私もジムの会員ではありますが、なかなか行けません。

そこで以前から、このブログの中や患者さんに提唱してきたのが、日々の生活に運動を組み込むこと。例えば、エスカレーターは使わずに階段、車はすぐには使わない、走る、速く歩くなど。

めまいで特に多い病気が、良性発作性めまい症です。この予防と治療で大切なことは、首の運動です。ラジオ体操の首の運動を参考に、しっかりと首を傾けたり、大きく回すのです。

この病気になる人は、あまり首を動かさない習慣があります。たいていは、スマホやパソコンなどを長時間使ったり、座って本やテレビを見続けることが多い。

そこで、たまには首を大きく回して欲しいのです。でも、猫背の人は大きく首を回すことができません。

みなさん、実際にやってみてましょう。まず、猫背になってから、首を後ろまで回してみてください。どうですか?出来ますか?

次に、胸を張って、首を伸ばして、アゴを引き、いい姿勢をとってから、首を後ろまで回してください。いかがですか?かなり違うはずです。よく分からなかった方は、再度猫背でやってみてください。

つまり、姿勢の悪い人は可動域が狭く、あまり首の運動になっていません。特に、先程の良性発作性頭位めまい症のためには、良い姿勢が大切なのです。

姿勢をよくすると、腰、肩、膝のためにもいいですよ。