横浜市南区弘明寺のアレルギー科・耳鼻咽喉科
いでい耳鼻咽喉科医院

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咳止めの薬は使い過ぎないように

現在、咳止めの薬が、どこの薬局や医療機関でも不足していて、困っています。

以前から言われていたことですが、日本では、咳止めの薬を使い過ぎる傾向があります。咳止めの薬はあくまでも、一時的に咳を止める対処療法と考えましょう。

本来、咳は自分にとって不快な細菌やウィルスを追い出す生体防御反応です。ですから、軽い咳に対して、咳止めの薬は不要であるばかりが、逆に病原菌が残り安く、病気が長引くことさえあります。既に咳はなくなっているにもかかわらず、咳止めの薬を使い続けている方がおられますので、注意して下さい。

咳がでたら、まずうがいをして、水や茶などを飲み、のどに付いている不快な原因を取りましょう。

冬には空気が乾燥してきます。特に暖房をつけると、更に空気は乾燥していき、咳の原因になります。適時水分を取るか、加湿器やのど飴を使いましょう。

喘息などのアレルギーの咳に対しては、咳止めの薬ではなくて、喘息薬やアレルギーの薬が必要ですし、特別な肺の疾患COPDなども専門的な薬が必要です。

禁煙はもちろん大切です。換気もしっかりして下さい。

普段から、出来るだけ、口から空気を吸わないようにして下さい。声を出す時にはお腹に力を入れるようにしましょう。