2025/08/12
現在、私は外国に観光に来ています。困ったことに、時差のため、ほとんど眠れません。
眠れない理由はたくさん有ります。よく患者さんや一部のスタッフから相談されますので、色々と対策を考えてきました。今回、1ついいアイデアが思いつき、私が実行するようになりました。今日はそのブログを書きます。
眠れないときには、大抵の場合は次のようなことが頭の中で回っています。今心配していること、嫌だったこと、明日の予定、やらなくてはいけないことなど。更に、眠らないといけないと考えると眠れなくなっていきます。
なぜならば、しっかりと考え、悩まなくてはならないために、どんどん頭が覚醒していくのです。自律神経の中の交感神経が優位になって、アドレナリンなどのホルモンが出て、頭が冴えていきます。
早く眠れるためには、その逆が必要なのです。
そこで、最近私が実行していることは、次のことです。
寝る直前に、今日感謝するべきことを3つ思い出し、良かったなぁ、と深く感じる。ありがとう、と頭の中で唱えると更にいいです。約10分間程度までが理想的です。些細なことでも構わないのです。
例えば、 美味しい料理を食べられた いい仕事ができた 誰かに親切することができた 楽しい話ができた 車で事故を起こさなかった いい買い物ができた 楽しい漫画を読めた 早く起きられた 運動が少しできた 掃除や整理整頓ができた 病気やケガをしなかった 今日一日天気や気候が良かった
そんなことを考えていると、幸せを感じ、穏やかな気持ちになっていきます。そして、安心し、眠くなりやすくなるのです。自律神経の副交感神経が優位になってくるからです。
人はいずれは永遠の眠りにつきます。その直前にも、そのような感謝することをたくさん思い出し、穏やかな気持ちでいたい、と私は思っています。