2025/11/17
旅行に行き、風邪にかかってしまう方は少なくありません。せっかくの楽しい旅行が台無しになってしまうのは不幸なことです。予期せぬ事故は別にして、主な体調を崩してしまう原因と対策を説明します。
①まずは疲労
せっかくの旅行だからと、無理してしまうことが多いようです。私もそうですから、気持ちはよく分かります。
対策としては、夜やることが無ければ早く睡眠をとりましょう。飛行機やバスなどの移動の時に、少し仮眠をとっても構いません。出来れば、1日の疲れは1日で取るように努力して下さい。
②睡眠
睡眠の質や時間が足りない。
ホテルの布団、パジャマなどが合っていないために熟睡できない。枕が低すぎるため、睡眠中口が開いてしまい、のどが乾燥して痛める。
対策としては、パジャマを持参する。枕が合っていなければ、タオルで高さを調整する。ホテルは乾燥していることが多いので加湿器の使用、風呂のお湯を流さない、マスクを付けて寝ることも悪くはありません。
普段と違う生活リズムで自律神経が乱れてしまう。
対策としては、夜更かしは避ける。外国ならば早く現地の時間になれるように旅行前から、調整する。
④気温差や湿度の差が大きい
体が慣れるまでにはある程度の時間が必要です。
対策としては、適時調整できる服を準備する。寒ければ暖かい食事や飲み物を取るようにする。暑ければ逆。
⑤アルコール
旅行では、アルコールを飲み過ぎてしまうことが少なくありません。それは、二日酔いや睡眠の質の低下に繋がり、疲労が蓄積してしまうことがあります。また、アルコールは利尿作用があるので、夏には脱水になりやすくなることがあります。
アルコールの飲み過ぎないように注意しましょう。茶、水、ソフトドリンクと一緒に飲むか、追加のアルコールはアルコール度が少ないものを選ぶか、ウイスキーでは薄めにしましょう。
⑥良質な食事と十分な水分
しっかりと食事や水分をとらないと、体力や免疫力が低下してしまいます。
出てくる食事が口に合わないこともあるかもしれません。洋食が苦手な人は醤油など調味料を持っていくと良いでしょう。
ヨーグルトは免疫力アップと胃腸炎の予防に効果的ですので、意欲的に食べましょう。
食物アレルギーがある方は食べられないものが食事に出ることもあります。事前にアレルギーがある食べ物を説明するべきです。それでも、十分でないこともあります。これに関しては、次のブログに詳しく書きます。
