2026/09/24
今日来られた患者さんの話をします。
以前は暗算が得意だったそうですが、最近では、どんな計算もスマホでするようになったら、暗算ができなくなってしまった。
みなさんは携帯ゲームのファミコンをご存知ですか? その産みの親である任天堂の上村雅之さんの話を少しだけします。
上村雅之さんは、新幹線に乗っている時に、奇妙な1人の男性に気がつきました。その男性は電卓をしきりに叩いていて、自分で計算問題を出し、暗算をして、その後電卓の答えで確認していました。その様子を見て、これは携帯ゲームとして使えると考え、出来たのが世界初の家庭ゲーム器であるファミコンです。
スマホでも同様です。やる気になれば暗算や計算能力も高めることも可能です。しかし、それだけに頼ると、便利ではありますが、一部の能力は失われていってしまうのです。
計算以外にも、漢字や地名など、自分で問題を出して、スマホやAIで答えてもらえば、立派な脳トレやゲームにもなれます。高齢者にとっては、間違いなく認知症予防になるはずです。
私達はいつの間にか、スマホやAIに頼り過ぎているのではないでしょうか?
時間がある時には、すぐにスマホの解答を見ることをせず、まずは自分で考えてから、スマホの解答を確認してみる努力もしてみましょう。
